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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
ロックマンX2
第22話:新たな始まり
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ルより低下しているから過信は禁物よ』
「了解」
エックスにアーマープログラムが転送され、エックスのアーマーが何時もの蒼とは違い、純白の物となっていた。
これはシグマの反乱の際にエックスがライト博士によって与えられた強化アーマー・ファーストアーマーのバックアップデータを元にして再現したレプリカアーマーである。
しかしレプリロイド工学でトップの成績を誇るエイリアの能力を以てしても完璧な再現は出来ず、エックスの防御力強化のみに留まっている。
しかしこれによってある程度の無茶が可能となり、チェバルの被弾も気にせずに特攻を仕掛けて警備用メカニロイドにチェバルをぶつける。
ぶつかる直前にチェバルから飛び降りたことでエックスは無傷だ。
爆発によって工場の扉が吹き飛び、侵入が可能となった。
「これよりイレギュラー工場への潜入を開始する。エイリア、オペレートを頼むよ」
『了解…あなたも無茶をするようになったわね…』
呆れたような彼女の口調にエックスは苦笑しながら工場内に潜入した。
中に入ると警備用メカニロイドがエックスを迎撃してくる。
「ダッシュで潜り抜けてやる!!」
フットパーツのバーニアを噴かして攻撃を潜り抜け、メカニロイドにチャージショットを放って破壊した。
ファーストアーマーのフットパーツの解析は不完全だったが、ダッシュ機能自体は元々エックスに備わっており、オリジナルのパーツの装着の際に標準機能となったのだ。
故にフットパーツのダッシュ機能解析は不要となり、ボディパーツの解析に力を入れられた訳である。
他にも不完全なのはアームパーツとヘッドパーツであり、アームパーツはスパイラルクラッシュバスターの使用不可と、ヘッドパーツは頭突きによる障害物の破壊が出来なくなっている。
唯一再現が出来たのはボディパーツの防御力向上くらいだが、今はそれだけでもありがたい。
『エックス、イレギュラー製造プラントまでの最短ルートを割り出したわ。その通路を左に曲がって』
「了解!!」
メカニロイドを迎撃しながらエイリアのオペレートを受け、最短ルートでイレギュラーの製造プラントに向かった。
「ここでイレギュラーのチップを製造していたのか」
周囲を見渡すと組み立て途中の大型のメカニロイドとカプセルに入れられた未完成のレプリロイドの姿があり、コンベアに流されている物が目に入った。
「Σのマークの入ったチップ…」
『エックス…』
コンベアによって流されているΣのマークが入ったチップを掌一杯に掬い上げると静かに呟いた。
「あの事件で、沢山の犠牲が出た…それなのにまだ争おうとするのか…こんな…ゼロやルイン達の想いを踏みにじるような物を…こんな…こんな物
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