暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第17話:Sigma Palace
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うよ」

「ここから先に行きたいのなら俺を倒してみるんだな」

「勿論、そうさせてもらうよ!!」

ルインはZXアーマーに換装するのと同時にチャージを終えたZXバスターを構えてチャージショットを放つ。

「ナーバスゴースト!!」

ルインのチャージショットとVAVAのナーバスゴーストがぶつかり合い、初撃は相殺される。

「ドラゴンズワース!!」

弓なりにカーブする特殊な軌道のロングレンジバーナーをルインは何とかかわし、セイバーに切り替えてチャージセイバーを繰り出そうとするが、VAVAはルインの腕を左手で掴む。

そして右の拳をルインに向けた。

「スポイルドブラット!!」

攻撃力はロケットパンチ系の兵装の中で最弱だが連射が利き、威力を手数で補えるロケットパンチを至近距離でルインに連続で喰らわせる。

「あぐっ!!ガハッ!!」

腕を掴まれているために逃れることも出来ないルインはVAVAのロケットパンチのエネルギーが尽きるまで喰らい続ける。

「おらよ!!」

そして勢い良くルインを投げ飛ばし、キャノン砲をルインに向けた。

「ロングショットギズモ!!」

キャノン砲から一度に5発のキャノンを連射し、それらを全てルインに直撃させる。

「う…っ」

セイバーを杖代わりにして立ち上がるルインにVAVAは笑みを浮かべる。

「ククク…そうだ、それでいい。始まってすぐ終わりじゃあつまんねえもんなあ!!ピースアウトローラー!!」

「っ!!」

地面に着弾後、2発に分裂して直進する電撃のエネルギー弾を放つ。

それはかなりの速度で動けないルインに向かっていき、彼女に直撃した。

「何だ…もう終わりか?お前が大して成長していなかったのか…それとも俺が強くなりすぎたのか…」

拍子抜けしたような感じのVAVAだが、爆煙から聞こえてきた声に身構えた。

「まだ終わらないよVAVA…」

ルインはエックスから預かったサブタンクでエネルギーを回復させると換装したLXアーマーのハルバードを向ける。

「何?あれを受けて大してダメージを受けていないだと?」

「私の各属性のアーマーにはある属性に対して高い耐性を持ってるんだ…さっきの電撃ならLXアーマーで耐えられる。」

「…なるほど…そうこなくちゃ面白くない……」

自身の攻撃を耐えられたにも関わらず、VAVAは笑みを浮かべる。

「行くよ!!」

ハルバードを構えてVAVAに斬り掛かるが、それをVAVAは跳躍することで回避し、至近距離専用のバーナーであるグリーンアイドランプを放つ。

即座にルインは耐炎性能を持つHXアーマーに換装してバーナーを耐える。

「プラズマビット!!」

チャー
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