暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
オーディナル・スケール編
第270話 オーグマー
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、ほんとっ!?」
「ああ。本当だ。……だって」
目を輝かせ、笑う彼女とは対照的に、男の笑みは何処か悪を感じるものだった。
「だって、まだまだ始まったばかりだからね―――。僕達の復讐は」
〜2026年 4月24日 東京都 西東京市〜
某大型ショッピングモールの一角にある喫茶店での事。
いるのは
和人
(
キリト
)
、
明日奈
(
アスナ
)
、
里香
(
リズ
)
、
珪子
(
シリカ
)
のいつものメンバー……よりは、やや少ないメンバー。
学校帰り、集まった仲間たちと共に遊びに来ていた。
でも、喫茶店でもゲームゲームな皆にちょっとばかり、げんなりしているのがキリトだった。勿論本心は違う。ゲームをやる事に文句などキリトがある訳もない。……ただ、ゲームの種類にだけ ちょっぴり嫌なだけ。
そんなキリトを余所に、熱中する3人。何故なら、このゲームにクリアするともれなく特典が付いてくるから。
絶妙なチームワークで、見事ステージをクリアし、歓声を上げる。
「よっしゃーー、クリアです!」
「勝ったね、シリカちゃん! ナイスアシスト、リズ!」
「これで無料スイーツゲットよーー!」
きゃっきゃとはしゃぐ3人を見てため息を吐くキリト。
「君たち、ちょっとゲームし過ぎなんじゃないか?」
あの世界ではチート級の力を持っていて、自他ともに認める程のゲーマーなキリトからまさかの一言にうぐっ、と息を詰まらせるのはシリカだった。
「うっ、き、キリトさんにそんなこと言われるなんて……」
ちょっぴりはしゃぎすぎてしまった事もあってやっぱり恥ずかしさも出てきたのだろう。シリカは頬を赤く染める。でもリズはそんなのどこ吹く風。勿論、アスナも2人よりだ。
「だって〜、いろんなお店でポイント貰えるのよ? やらなきゃ損ってものじゃない?」
「ほんとはキリト君も一緒にやりたかったんじゃない?」
「む……」
図星をつかれた? と思ったアスナは顔を覗き込ませて笑う。キリトは誤魔化す様に頼んでいた紅茶を口に運ばせる。
そこで、リズは別な意味で笑っていった。
「はっは〜ん。さてはアレでしょ? 今日はいないもんね〜? 想ってるヒトが着てないもんね〜〜?? アレでしょ。キリト。リュウキが一緒にいないからつまんな〜い、ってヤツ??」
「ぶッッ!!」
突然の射程範囲外からの強攻撃。まさかのダメージを受けたキリトは飲んでいた紅茶が変な所に入ったのだろう。思いっきりむせてしまっていた。
「そりゃーね。あんた達が息ぴったりなのは、
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