四話『情け容赦のないチュートリアル』
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て言われたからさ、ある程度覚悟はしてたんだよ、俺と『同レベル』の相手を出されるくらいのことはさ………」
そして、怒りに震える声を、重ねて彼は叫んだ。
「そうだよなあ!俺の武具ここまで知ってんなら、俺の『別アカウントのキャラ』も当然知ってるよなあ!」
瞬間、フルプレートの筈の玄人の体は、『一歩』でその奇怪なモノの目の前まで運ばれ。
同時に、振りかぶった剣は吸い込まれるように三角帽子の頂点に吸い込まれ………なかった。
ガキンッ!
『いつの間にか』腰から抜いて、交差していた双剣に阻まれたからである。
その見覚えのある剣に、さらに怒りを感じながら、彼は『その名』を叫ぶ。
「やろうか『ワンダーハット』!俺の片割れよ!」
虚空に浮かぶ衣服、いやさワンダーハットは何も答えない。
ただ、双剣を滑らせ剣をいなした後、後方に飛んだ彼は………
その『叫び』に応えるように、静かに構えた。
《試練1⇒己の片割れと対峙せよ》
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