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この素晴らしい世界に文明の鉄槌を! -PUNISHMENT BY SHOVEL ON THIS WONDERFUL WORLD!-
三丁
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移動要塞デストロイヤーしかり。

紅魔族しかり。

ファイルとは別の手記を取り出して、該当ページを開く。

『やべぇ…鶏の卵からコカトリスが生まれた…。
でも実験は成功だ。ファイルには書く。
さて、こいつどうしよう』

「ふーん…。おもしろそうじゃん」










早速ラボから出て森へ。

狙うのは蛇の卵だ。

鶏でコカトリスができるなら、蛇の卵ではドラゴンくらい出来て然るべきだ。

「あ、一撃熊」

グルルル…と唸り声をあげる一撃熊をシャベルで一刀両断し、花鳥風月で収納する。

途中アルミラージや初心者殺しを見つけたので一撃熊と同じく殺して収納する。

森の少し深い所で、ようやく卵を見つけた。

おそらく蛇の卵だ。

まぁ、蛇じゃなくても爬虫類系ならいいんだけどね。

帰りもモンスターを虐殺しながら帰る。

くすねた卵を持って家に帰ると、中にめぐみんがいた。

「よう。めぐみん。どうしたんだ?」

勝手に入っていて、しかも居間で寛いでやがる。

「いえ…独り暮らしの筈なのにやっぱり生活感がある家ですね…」

「くく…なんだ?まるでゴーストが住んでるとでも言いたそうだな」

「………」

「おいおい、そう睨むなよめぐみん。
お前が睨んでも可愛いだけだぜ」

「なんですか貴方は口説いてるんですか」

は?口説く?

「ないない。なんでお前みたいなちんちくりんを口説かにゃならんのだ」

「いまなんていった」

「くく…拗ねた猫みてぇ…」

「にゃんにゃん。私貴方よりは体格いいですよ?」

悔しい事にめぐみんとゆんゆんは俺より背が高い。

まぁ、女子の方が先に伸びるのだから仕方ない事ではあるのだが…

「へぇ。俺に勝つ気?めぐみんがクソザコブロッコリーを倒してきたら相手してやろう」

「チッ」

うわっ!舌打ちしやがったぞこのロリ!

「ぶろっこりーですか…ニートの癖に無駄に強いんですよねぇ…」

「え?雑魚じゃんあんなの」

というか紅魔族ってほぼ雑魚なんだけど。

前口上述べてる間に近づけば一発じゃん。

口上述べた後も近づけば一発KOだし。

「はぁ…ぶろっこりーの事は置いておいて、夕飯を狩りに…」

「あ、今日はもう狩ってきたんだ。いまから捌くから待ってろ」

「え?」

獲物を取り出して捌こうとした所でめぐみんに尋ねられた。

「いや、どういう事ですか?」

「ん?少し思い付いた事があってな」

拾ってきた卵を見せる。

「ちょっと使い魔でも作ろうかと思ってこの卵を取ってきたんだ」

「卵…?」

「ああ、だから当分は家に籠りっきりだ
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