暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第11話:Recon Base Ruins
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る趣味でもあるのか?」
「君こそ毎回毎回嫌みったらしい奴だね君は…何ならここで殺り合う?」
「くはっ…面白いじゃねえか……だが、俺にはまだしなくてはならないことがある。機が熟した時、相手をしてやる。エックスやゼロともな。今回はこれで失礼させてもらうぜ。次に会う時が楽しみだ。その時にお前達と決着を付けるとしよう」
イーグリードのデータを参考にして造られたスピードデビルの恩恵だろうか…?
イレギュラーハンター最速を誇るクワンガーと互角かそれ以上の速度でこの場を後にした。
ルインはカメリーオの残骸と奇跡的に無事だったDNAデータを回収し、前線基地を後にしながら空を見上げると、雲一つない眩しいばかりに太陽が輝き、まるでエックスのアーマーのような蒼い空が広がっていた。
決着の時が近づいているのをルインは何となく感じていた。
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