暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第11話:Recon Base Ruins
[4/5]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
見回すが、カメリーオの電磁迷彩同様に姿形も熱源すらも探知出来ない。
新しいアーマーのフットパーツの能力、サイレントの恩恵によって物音すらしない。
高いステルス性能を持つ新アーマーのPXアーマーはカメリーオの能力を上回り、四方八方からカメリーオに向けてクナイが降り注ぐ。
「にに…っ、死んでたまるかよ!!」
致命傷を避けながら離脱しようとするカメリーオを追い掛けようとするが、メカニロイドと予め仕掛けていたのか天井から針が降り注いで妨害してくる。
ルインは舌打ちしながら、降り注ぐ針をかわしながらメカニロイドにクナイを投擲する。
「くそ!!俺としたことが…!!」
カメリーオは脱出用の隠し通路に飛び込んで地下の洞窟へ向かう。
このまま逃げて傭兵かブローカーでも始めるか…。
ここまで失敗したとなるとエックス達を倒してもシグマに粛清されかねないからだ。
そんなことを考えながら隠し通路から抜けた時だった。
後ろから両手両足を撃ち抜かれ、何が起こったか分からないまま尾も吹き飛ばされた。
「おいおい、今まで散々でかい口を叩いておきながらこのザマかカメリーオ?」
右肩のキャノン砲をカメリーオに向けたままVAVAはその無様な姿を嘲笑う。
「あ、あんた…」
「お前の悪足掻きも楽しませてもらったがね。そろそろ飽きてきたぜ…ほらよ」
キャノン砲から放たれたフロントランナーの砲弾がカメリーオの頭部を吹き飛ばす。
「ギ、ガギャ、ギャ!!」
「お?まだ生きている上に少しだけ会話する能力が残ってんのか」
頭部を吹き飛ばされたのにも関わらず、生きており、その上会話をする能力がまだ残っているというカメリーオの生命力に心底感心した。
「頭を吹き飛ばされた気分はどうだカメリーオ?風穴が空いてすっきりしただろう?」
「ギ…ギギャギャ…」
VAVAは嘲笑いながらカメリーオの脇腹を蹴り上げ、木に叩きつける。
「さて…」
VAVAは僅かに痙攣するカメリーオの元まで行くと、カメリーオの腹部を引き裂いた。
「ギャヒ!?ひヒひひひ…」
どうやら今ので電子頭脳がイカれたらしい。
カメリーオの発狂などVAVAにとってはどうでもいいのか、気にせずに引き裂いた腹部に手を突っ込み電磁迷彩の機能を引っこ抜いた。
「さて、目当ての物は手に入った。お前にはもう用はない。死に果てろカメリーオ…」
脚部の兵装・バンピティブームをカメリーオに放ち、放たれたボムは爆発してカメリーオを鉄屑にした。
「VAVA!!」
メカニロイドを片付け、カメリーオを追い掛けてきたルインがVAVAを睨み据える。
「よう、ルイン。毎回毎回姿が変わるが、自分を着せ替え人形にす
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ