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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第10話:New-type Airport
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の中でもトップクラスの実力者であるゼロとルインの組み合わせは目立つ。
「ゼロ、デスログマーが見つかったの?」
「ああ、あいつはエアポートにいるらしい」
「なら俺達も一緒に…」
「駄目だ。あいつは俺が止めなければならない。」
かつての友として、イレギュラーとなった彼は自分が止めなければならない。
協力を申し出てくるエックスに対して悪いとは思ったがこれだけは譲れない。
「エックス、ここはゼロに任せよう。私はカメリーオの所に行くからエックスはマンドリラーをお願い」
「俺が…あのマンドリラーと?」
豪速拳の雷王 スパーク・マンドリラー。
元第17精鋭部隊所属で隊長であったシグマに従う形で反乱に参加し、その圧倒的な戦闘力で巨大発電所を占拠。
拠点制圧は部下に任せ自分はごろ寝を決め込んで好物の電気を貪り食っていると聞いている。
「大丈夫だよエックス、自信を持って。今の君なら大丈夫だから」
「ああ」
ルインの言葉に何とか緊張を解いたエックスはゆっくりと頷いた。
「エックス、ルイン。気をつけろよ」
「ありがとう」
「ゼロこそ気をつけてね」
「ああ、分かってる」
ゼロはハンターベースを後にし、イーグリードがいるエアポートに向かってチェバルを走らせた。
しばらくチェバルを走らせ、目的地であるエアポートに着いたゼロは右腕をバスターに変形させ、迫って来るイレギュラーを見据える。
「邪魔だ!!」
イレギュラーに向けてチャージショットを放つゼロ。
エックスの蒼色のチャージショットとは正反対の紅色をしたチャージショット。
威力もエックスのチャージショットとは威力も桁違いでメカニロイドはチャージショットに飲み込まれていく。
ゼロはリフトに乗り込んで更に奥へと進んでいく。
天空の貴公子 ストーム・イーグリード
第7空挺部隊の隊長を務めていた人物で人望と正義感に厚く、当初は反乱を起こしたシグマとも対立していたが、シグマとの直接対決で敗れ、その軍門に下ってしまう。
その後、第7部隊旗艦であり彼の乗艦であるデスログマーは反乱軍の空中要塞となり、空路を遮断するため空港を制圧している。
「(止めてやるぞイーグリード…俺の知っているお前ならこんなことを許せるはずがないからな)」
チャージショットを放ち、メカニロイドの群れを単体で灰燼に帰していく。
ゼロには不明な点が多い。
制作者が不明。
エックス、ルイン同様にケインでも解析出来ないブラックボックスが多すぎると言う極めて例外的なレプリロイドである。
恐らくその不明な点にゼロの正体があるのだろうが。
とにかくゼロにとってメカニロイドは大した敵ではなく
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