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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第7話:Prototype Weapons Plant
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は!!では未来を踏み潰すとするか!!」
「バーニン・ナウマンダー、あなたをイレギュラー認定し、処分します!!」
新アーマーの装備であるダブルセイバーを抜き放ち、その切っ先をナウマンダーに向ける。
「おらよっと!!」
巨体に似合わぬ身軽な動きでナウマンダーが大きく跳躍してくるが、エックスは即座にダッシュで攻撃範囲から抜け出す。
ルインもバーニアを展開しエアダッシュで上空に逃げると、ナウマンダーが床に着地するのと同時に凄まじい振動が発生。
「ぐっ!?」
あまりの振動にエックスが体勢を崩し、ナウマンダーはそれを見計らって右腕のバスターから高温の火炎をエックスに向けて放射する。
ホバーで滞空していたルインは一気に急降下して、エックスの腕を掴むと再び空中へと避難する。
そして火柱が消えたのを見計らって床に着地した。
「ありがとうルイン。助かったよ」
「いいってこと。それにしてもあの巨体を活かした攻撃は厄介だね…」
まともに喰らったらナウマンダーの重量も相まって確実にスクラップだ。
火炎で逃げ場を塞いでプレスによる戦法はとてもシンプルだが鈍重による機動力の低さを補うことが出来るために効果的だ。
「どうする?」
「手がないわけじゃないよ。エックス、バスターのチャージをしておいて…」
「分かった…」
ルインの言葉を信じてバスターのチャージを始めるエックス。
「どうした?もう終わりか?ならとっとと終わらせてやる。その綺麗な顔がぐしゃぐしゃになるのが楽しみだぜ」
残虐な笑みを浮かべながら言うナウマンダーにルインは肩を竦めながら口を開いた。
「そうかな?君が勝利を確信して勝手に盛り上がるのはいいけど、こっちとしては期待外れだよ」
「何だと?」
「動きは鈍いし、ご自慢の火炎もその程度、よく特A級になれたよねえ?もしかして特A級になれたのは試験の時に運が良かっただけじゃないの豚もどき君?あ、ナウマン象もどきか」
「てめえ…!!」
馬鹿にされ、体を大きく震わせるナウマンダーにルインは後一押しだと確信した。
「君よりペンギン君…ペンギーゴの方がずっと強いよ…」
ルインはセイバーのチャージをしながらナウマンダーにチャージ攻撃を放つタイミングを伺う。
「そうか…じゃあ、お前に教えてやるよ。俺とペンギーゴのどちらが強いのかをな!!」
犬猿の仲であるペンギーゴと比べられ、頭に血が上り、冷静な判断が出来なくなったナウマンダーは大きく跳躍すると、ルインに襲い掛かる。
ナウマンダーがルインに落下する直前に勢いよくセイバーを振るう。
「プラズマビット!!」
「ぐおっ!?」
速度は遅いが追尾性能を持つ電撃弾を放ち、完
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