暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第5話:Central highway
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たんでしょ?プライドの高い君ならシグマなんかに従うはずがないと思ってたんだけどね?」

「俺がシグマに従う?違うな、俺は自分にしか従わない。シグマの奴が興味深いことを言っていたからな。この甘ちゃんハンターがレプリロイドの可能性だとか言っていてな…こいつのデータのこともあるし、本当かどうか試してみたらこのザマだ。」

倒れ伏しているエックスを蹴り上げ、ルインの近くに吹き飛ばし、ルインはエックスを受け止めると、近くの残骸に寄り掛からせる。

「確かに実力は申し分ないかもしれないが、そいつは甘すぎる。破壊すればいいものを俺をあくまで捕えようとした大馬鹿野郎だ」

エックスとスタッガーの決闘を映像で見ていたVAVAはエックスの実力だけは多少は認めてはいた。

バスターの威力も機動力も悪くない。

甘ささえなければ、戦闘型レプリロイドの上位に食い込むだろう。

しかし、ハンターにあるまじき甘さがそれを台なしにしていた。

「こんな甘ちゃんハンターをレプリロイドの可能性と言うシグマもとうとう電子頭脳がイカレたのかもしれんな。」

嘲笑いながら言うVAVAにルインも冷笑を浮かべた。

「ねえVAVA…まだ暴れ足りないんじゃない…?久しぶりに私が遊び相手になってあげようか?」

「ククク…、暇潰しにはなりそうだ。少し遊んでやるとするか」

ルインの冷笑を見て彼女にもこんな表情が出来たのかと、感心してしまった。

表情には出さずに右肩のキャノンを向けるとルインもバスターを構えてチャージを開始する。

「丁度いい、ハンター時代では試せなかった新しい兵装を試させてもらうぜ!!ナーバスゴースト!!」

「チャージショット!!」

VAVAのキャノンから放たれた高出力のレーザーとルインのチャージショットがぶつかり合う。

レーザーはチャージショットの中心は砕いたが、チャージショットに伴われていたエネルギー弾がVAVAに襲い掛かる。

VAVAはそれを翻しながらルインに向けてバルカンを放つが、弾丸はルインのセイバーによって蒸発する。

ルインに届く弾丸は極僅かだが、それすらもルインのアーマーには傷つけることは出来ない。

「ほう…」

ルインのアーマーの頑強さに目を見張りながらも、脚部に装備されているボムをルインに向けて放つ。

流石に威力が高いボムを受けるわけにはいかず、直ぐさまルインは距離を取る。

距離を取ったルインがバスターを向けたその時、VAVAが拳を構えて突っ込んでくる。

「!?」

遠距離での戦闘を得意としているはずのVAVAのまさかの動きに目を見開き、硬直してしまう。

VAVAの右腕が発射され、ルインはそれを屈んでかわすが、発射されたロケットパンチは軌道を変えてル
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