第七千五百七十三話 鎮める為に
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第七千五百七十三話 鎮める為に
ポーランドは暗いお顔になって言いました。
「首だけになって飛んできて国全体に祟るとかとんでもないしーー」
「物凄いパワーだよね」
リトアニアも唖然となっています。
「だからなんだね」
「日本も鎮めるんやね」
「そうしなければです」
日本も暗いお顔で答えます。
「どうにもならないので」
「神社建てるんやね」
「そうしたお寺もあるんですね」
「どうあっても霊は鎮めないと」
日本に強くある考えです。
「よくないですから」
「それって靖国もなん?」
ポーランドはふと気付きました。
「あの神社もなん?」
「戦争の英霊の方々は特にそうですね」
「ほなああそこの人等粗末にしたらあかんのやね」
「政争の道具にした人達は今あの有様ですし」
新聞紙は赤字になり政治家の人達は没落しています」
「怨霊になってもおかしくないです」
「やっぱりそうなんやね」
霊を自分達の立場が危うくなったからといって政争に利用しては大変なことになるかも知れないです、ポーランド達もそのことがわかりました。
第七千五百七十三話 完
2019・2・9
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