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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第3話:THE DAY OF Σ
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」
ペンギーゴが口から極低温のアイスショットを放つ。
それによってメカニロイドの脚部が凍結し、動きを阻害するが、それは少しの間しか保たず、氷は僅かだが砕かれてしまう。
「何てパワーだ…!!」
想像以上のメカニロイドのパワーに思わず表情を歪めるペンギーゴ。
「隊長!!奴のパワーは想定以上です。援護に回ります!!」
エックスはペンギーゴ達の援護に向かおうとするが一足遅かった。
氷を砕いたメカニロイドが隊員の1人を捕まえたからだ。
「た、助けてくれ…!!」
「野郎!!」
「くっ!!」
捕まった隊員を助けるため、動きを止めるためにエックスがメカニロイドの脚部を狙うが、放ったショットは装甲によって弾かれてしまう。
メカニロイドがエックス達を踏み潰そうとするが、何とか間一髪でかわす。
「これ以上はさせない!!」
「何時までも好きにやらせるかよ!!」
ルインとゼロがセイバーとバスターを構えてメカニロイドに突っ込む。
ゼロが至近距離で放ったショットがメカニロイドの脚部を穿ち、ルインのチャージされたセイバーの一撃はゼロの一撃で脆くなったメカニロイドの脚部を両断した。
チャージセイバーはエックスのチャージショットと同じくセイバー内でエネルギーをチャージすることで破壊力と切断力を高めた斬?を繰り出すことが出来るのだ。
それによってメカニロイドはバランスを崩し、メインジェネレーターが露になる。
「あ…」
「ジェネレーターだ!!」
エックスがジェネレーターにバスターの照準を合わせようとするが、狙いどころを誤れば盾にされた隊員に当たる。
「エックス!!ジェネレーターだ。ジェネレーターを撃つんだ!!早くしろエックス!!」
ペンギーゴが急かすが、エックスはバスターを構えたまま動けなかった。
その時、シグマが愛用のビームサーベル・Σブレードで隊員ごと攻撃し、メインジェネレーターを破壊した。
盾にされた隊員の右腕もブレードによって切断されたが、命に別状はなく、メインジェネレーターを破壊されたメカニロイドは機能停止した。
エックスもバスターを下ろし、ゼロはバスターに変形させたままの腕で額の汗を拭う仕草をし、ルインもセイバーを下ろしていた。
「エックス、ゼロ。お疲れ」
周囲に敵がいないかを確認してきたルインがエックスとゼロに声をかける。
「ああ、君もお疲れ」
「大丈夫エックス?ペンギン君や隊長に何か言われてたけど?」
「ああ…隊長に俺達イレギュラーハンターには引き金を引くのを躊躇ってはならない時がある。それが力なき者の剣となり盾となる俺達の運命(さだめ)だって言われたよ…」
「ふうん…それにして最近メカニロイ
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