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提督はBarにいる。
やっぱ冬は鍋でしょ!・その4
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び煮立って来たらアクを取り、蓋をして更に20分程煮る。最後にウィンナーを入れて5分煮込んだら完成だ。ウィンナーと豚バラの旨味を吸ったトロトロの白菜。コイツが最高に美味いんだ。

「はいよ。食べる前にもう一度温めるように伝えてくれ」

「ふふ、了解です」

「……それと、こっちはお前らの分だ。ニンニクは少な目にして、代わりに生姜をいれてある。朝飯にでも食ってくれ」

「やったぁ、流石提督、スケコマシぃ!」

「オイ那珂、褒めてんのかそりゃ」

「もっちろん!よい……しょっと!じゃあ、私達の分は私が持つから、神通ちゃんは警備班の娘達に届けてあげてね」

 川内を背負い、鍋を持つ那珂。流石は遠征で荷物を抱えてるだけあって、運搬はお手の物だな。

「じゃあ提督、まったね〜♪」

「ご馳走さまでした」

「おう、お粗末さん」

 翌日、知らない内に警備班の娘達に差し入れをしたことになっており、駆逐艦の連中に囲まれてお礼を言われまくって赤くなっている川内が見られたのは、また別の話。
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