第七千五百六十五話 サタンよりも
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第七千五百六十五話 サタンよりも
日本はまず今自分達がいる京都市のことからお話しました。
「時の上司の上司の方が命じられたのですが」
「桓武帝ですね」
リトアニアが応えました。
「あの方でしたね」
「弟君に冤罪がかかりまして」
そこにあったドロドロとしたものについてです、日本は思い出してしまってついお顔を暗くさせてしまいました。
「食事を絶たれて」
「それで、ですか」
「はい、その後でした」
「弟さんの怨霊恐れたんやね」
ポーランドも深刻なお顔で述べます。
「そうなったんやね」
「はい、そしてでした」
「この街造ったんやね」
「結界をこれでもかと張られて」
仏教に神道、それに道教のものまでです。
「そうして出来た街でした」
「それサタンでもないし」
「そうだよね、街を造らせたとかね」
流石にないとです、ポーランドもリトアニアも当時の日本の上司の上司の方のお話に戦慄さえ感じていました。
第七千五百六十五話 完
2019・2・5
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