第33話 定例会議
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初
。
「工作艦、明石です。少々の損傷だったら、私が泊地でばっちり直してあげますね。お任せください!」
「提督の平賀だ。工作が出来る人材が不足していたんだ。ぜひとも手助けしてくれ」
まさか彼女が来てくれるなんて思っておらず、握手を交わして明石を歓迎する。そして、彼女が宣言した通り工作艦として、艦娘装備の製造に大活躍してくれた。
その他にも、鎮守府の施設修理や廃材から生活用品を作成してくれたりと獅子奮迅の活躍を見せてくれた。
「航空母艦、赤城です。空母機動部隊を編成するなら、私にお任せくださいませ」
「よろしく赤城、提督の平賀だ。来てくれて頼もしいよ」
彼女が、燃料や食糧問題に見通しがつく頃に来てくれて本当に良かった。ウチにはもう加賀が居て、燃費の問題に悩まされていたが今はだいぶ余裕もある。
「提督さん、お疲れさまです。練習巡洋艦、鹿島、着任です。うふふ」
「平賀だ。よろしく頼む」
彼女が神威鎮守府に来てくれた後、一気に艦娘達の練度が上がっていくのが分かった。
ただでさえ人間離れした力を持っている艦娘達。一人居るだけでも島の安全を完全に守りきれる程の強力なパワーをその身に備えている。そんな艦娘が15隻も居るのだから神威島は盤石だと言えるだろう。そして今後も、建造資材として使える悪魔の実というアイテムを手に入れることで艦娘達を増やしていくことが可能だった。
だがしかし、安定した今の鎮守府の状況は嵐の前の静けさなように俺は感じていた。なにか起こる、前触れのような危機感なのではないかと何かを予感せずにはいられなかった
そして、そんな事を考えている俺のもとに革命軍のリーダーであるドラゴンが海軍に捕まったという知らせが届いた。
[8]前話 [9]前 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ