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黒魔術-Dark Majic- Part2/狙われた者たち
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ことが多いがそれがすぐに冷めてしまう、ある種の傍若無人さを備えていた。ルイズとキュルケの実家が不仲なのも、彼女の家系の者たちが、自分が惚れた相手は何が何でも手に入れるという性分が、慎み深いルイズの家系とはそりが合わな過ぎるため。尤も、それを抜きにしてもキュルケの性格は同性からの反感を買いやすいものだった。
だが殺すつもりと、学生らしからぬ暴言を口にしている辺り、憎しみの感情を抑えられなくなっている。
その挙句の果てが、今彼女たちが行っている危険な儀式……『黒魔術』という手段だった。
しかもその力は本物。トネーたちはこの力を利用して、気に食わない人間…彼女たちが悪だと見なした者を徹底的に排除していたのだ。
「ねえ、あなたたち」
そんな時だった。彼女たちがいる教室にまた一人、女子生徒が入ってきた。
「誰!?」
トネーたちは入口に立つ女子生徒を見るが、なぜか彼女は後ろからの逆光のせいで、トネーたちの視界にはっきりとした姿を現せていなかった。
「私からもいいかしら?もう一人…消してほしい子がいるんだけど」





夢は再び覚め、彼らは再び現実に舞い戻った。

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