ソードアート・オンライン〜剣の世界〜
3章 穏やかな日々
28話 決闘の行方
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だが…
リアは一瞬、何が起こったかわからなかった。ヒースクリフの体、腕、盾が本当に一瞬、ぶれる…というよりも、ポリゴンのようになり、キリトの最後の剣を盾ではじいた。確かに絶対的にありえない速度だった。リアは背筋を鳥肌が謳歌する感覚を味わう。
そして、気が付いたときには、ヒースクリフが最後のキリトの攻撃をはじき、硬直しているキリトの体に一撃を与え、デュエル終了となっていた。
観衆の声が爆発した。
「キリトくん??」
アスナが倒れているキリトを起こしに走り寄っていく。だが、リアの耳にも、そしてツカサの耳にも、その歓声は届いていなかった。
「ツカサ君…」
「ああ…」
2人の鋭い視線の先には、勝者にもかかわらず、硬い雰囲気を漂わせているヒースクリフの後姿があった。
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