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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica31無限書庫の冒険〜Question〜
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語が出てこないかを調べる。時間が無限にあるなら1冊1冊読んでみたいけど、残念ながらそんな猶予はない。

「ほぁ〜、すごいですね・・・」

7冊同時に検索魔法を掛けていると、検索し終わった本を棚に戻しては新しい本を持ってきてくれるミウラさんがそう感嘆した。

「ボクより小さくて年下なのにしっかりしていて、しかも強くて。その、可愛いのにそれ以上に格好いいです!」

「ええ!? えっと、あの、ありがとうございます! あ、もう1つありがとうございます」

ミウラさんに褒めてもらえた事へのお礼と、「本局まで付き合ってもらって」のお礼もする。

「いえ! ボクが選んで付いて来たんですから! それに、ずっと以前からどんな形でもいいからヴィヴィオさん、それにコロナさんやリオさん達とも仲良くなりたいって思ってたんです」

ヴィータさんとザフィーラが開いてる八神道場に通うようになってから、フォルセティからわたし達の事を聞いていたと話すミウラさん。だから本当はもっと前から交友したかったとのことで。

「ですからこんな機会をいただけたことに感謝です♪ それに・・・」

ジークさんの方をチラリと見て、「チャンピオンを始め、番長さん達のような上位選手との練習というイベントもあって、とってもラッキーです!」ミウラさんは大興奮。それについてはわたしも同意だ。ヴィクターさんと番長も、魔法ありでの試合はダメだったけど、組手は付き合ってくれた。昨日はホント楽しかったな〜。ジークさんとは、インターミドルが始まるまで期間、時間があるときは組手してくれるって言うし。幸せすぎる。

「あっ! ですから、その・・・トレーニング抜きでもいいので、どんな事でもご一緒できるような事があれば、また声を掛けていただけると嬉しいです!」

「はいっ! もちろんです!」

ミウラさんと笑顔を浮かべ合って友情を確かにした。で、問題の目的であるエレミアの手記は見つけられなかった。そういうわけで「次のポイントへ向かいましょう!」って移動を開始。ミウラさんも無重力化での移動も慣れたようで、わたしが手を繋いでなくても大丈夫みたい。

「ここもまた大きなところやね〜」

「先ほどのホールとは違って、何か彫像が並んでますね。美術館みたいです」

「ここはどの国のものになるでしょうね」

「そうですね・・・。少なくともシュトゥラではないですね。華美な調度品はあまり好まない国でしたから。調度品にお金を使うくらいなら、民に使うのを善しとしていました」

「そうなんか〜。うん、戦時中ならそれが正しい事やろね」

そんな彫像が並ぶホールの外壁に沿って設けられてる本棚の探索を開始。ミウラさんと一緒に十何冊と本を取り出して、検索魔法でエレミアの名前を探す。そんな中、『冥府の炎
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