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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica31無限書庫の冒険〜Question〜
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先してな。さすがにわざと破損させたら器物損壊などで即逮捕やけどな♪・・・んじゃ、みんな。気を付けていってきてな〜♪」

「危険物は無いからと油断はしないように」

「何かあったらすぐに呼べよ? アインスさんが駆けつけることになってっからな!」

はやてさんとアインスさんとノーヴェの見送りにわたし達は「いってきまーす!」と手を振って、書庫の扉を潜る。そしてここからは四手に分かれての探索になる。エレミアの手記のある棚の候補ポイントを表示させたマップを開いて、どのチームがどのポイントを探索するかを決める。

「それでは! 十分に気を付けて、無限書庫探検をしましょう!」

おー!とみんなで気合を入れて、それぞれの担当ポイントへ向かう。でもその前に「フォルセティ!」の右手を掴んで呼び止める。

「ん? どうしたの、ヴィヴィオ?」

「フォルセティ、独りで本当に大丈夫? フォルセティだって一応狙われてる側なんだよ?」

下着を見られるのは恥ずかしいけど、フォルセティを失うことに比べたらどうってことない。フォルセティは左手をわたしの右手に添えて、「僕は大丈夫。魔術師化っていう切り札もあるし」って笑った。

「ヴィヴィオの方も気を付けて。とは言っても、世界最強女子(ジークさん)が一緒だし、お母さん達が入り口を見てくれてるし、あんまり危ない事はないと思うけど・・・。ジークさん、アインハルトさん。ヴィヴィオとイクスの事よろしくお願いします。ミウラも、あまり無茶はしないように」

「ん、任せてな!」

「必ずお守りします」

「だ、大丈夫です! ボクも結構しっかりしてきましたから!」

「お気遣いありがとうございます。フォルセティもお気を付けて」

わたしはフォルセティの手を離して、「それじゃ後で!」手を振って離れてくフォルセティを、「うん」手を振り返しながら見送った。

「ヴィヴィちゃん、行こか?」

「あ、はい! えっと・・・こっちです!」

ここからはわたしが皆さんを先導する。ミウラさんの手を引いて無重力空間を進んで、最初の探索ポイントに到着。ジークさんが「おおう、これはまたすごいな〜」って、膨大な数の本が収められてる棚を見てあんぐりと口を開けた。

「ここから1冊だけを探すんですね〜・・・。よしっ、頑張りましょう!」

ミウラさんもポカーンとなっちゃったけど、すぐに「ヴィヴィオさん、どれから見ましょうか?」って聞いてくれたから、「じゃあ、この棚から見ていきましょう!」ってミウラさんと一緒に本棚に近寄る。

「では私たちも始めましょうか」

「うんっ!」「はい!」

わたし達に続いてイクス達もそれぞれ本棚に近付いて、適当に本を取り出してく。そして検索魔法で本の中に、エレミア、っていう単
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