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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica31無限書庫の冒険〜Question〜
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ベルカ語を読めることと同じくらい重要になる検索魔法を使えるのはわたし、フォルセティ、コロナ、リオ、イクス、ルールー、リヴィ、エルスさん。それを踏まえて話し合った結果・・・
「ではA班は、わたしヴィヴィオ、イクス、アインハルトさん、ジークさん、ミウラさん!」
「B班! あたしリオと、ルーちゃん、ミカヤさん、エルスさん!」
「C班。わたしコロナと、リヴィちゃん、ヴィクターさん、番長!」
「僕は男なんで、単独で調査に入りま〜す。お母さん、アインスお姉ちゃん、問題ないよね?」
フォルセティ以外の女の子だけチームを3つ組んだ。はやてさんはフォルセティからの確認に「まぁしょうがないな〜」って苦笑した。3つの班にはスカートを履いた人が居るし、お互いに気が休まらないだろうから、はやてさんの言うように仕方ないかな〜。
「迷宮で散開する前に、それぞれ入り口の位置情報データと、通信コードの交換を済ませておくようにね」
アインスさんにそう言われたわたし達は迷宮から無事に脱出できるように、そして探索中でも通信が出来るように、デバイスに登録をしておく。これで探検の準備は完了だ。
「あたしと八神司令は念のために、この入り口前で待機してるからな」
「無限書庫内では転移魔法も転移スキルも使えへんから、大隊の奇襲はまず無いと思てる。そやけど入り口から侵入されたら大事や」
「転移不可なんスか?」
「あ、えっと、未整理区画には売れば一生暮らせるような貴重な本というのが割とあるので、その盗難防止のための処置ですね」
はやてさんに代わってわたしが説明すると、番長は「1冊でか!? そいつはすげぇな!」って辺りをキョロキョロ。するとヴィクターさんが「やめなさい、局員志望」って呆れた。
「金目のものに目が眩んでのキョロキョロじゃねぇよ。もし何かあって、傷付けたりでもしたら、とんでもねぇ弁償金を支払わせるんじゃねぇかな・・・って、ビビっただけだ!」
何百年、何千年っていう歴史のある本もあるから、番長の不安は間違ってない。触れることにすらドキドキしちゃうし。
「それなら大丈夫です! そういった貴重な書物が収められた区画は、空間バックアップをスクライア司書長が取ってくれているので!」
「もし万が一があった場合でも、バックアップによって修復されるので基本的には問題なしです!」
コロナとリオがパチッとお互いの手の平を合わせた。わたしも最初は、空間そのものを複製する、っていう発想に驚いたのを思い出す。ヴィクターさん達も「すごい・・・!」って驚いていたけど、番長だけ首を傾げてた。
「そうやね。シャルちゃんから聞いてる例の一件のことも含めて、何かしらの理由で戦闘が起こっても別に構わへん。みんなは自分の身を守るのを最優
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