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Epica31無限書庫の冒険〜Question〜
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ョートパンツだから、「???」自分だけ助かったことに気付いてない。
「すいません、皆さん。教えておくのを忘れてました。無重力空間なので、スカートなどがフワリと捲れてしまいます。ですから・・・見放題状態です」
スカートを履いてるアインハルトさんとミウラさんとエルスさんが顔を赤くして「っ!」両手で前と後の裾を押さえる。ヴィクターさんはさほど慌ててじゃないけど軽めに押さえてた。
「あっはっは! 別に小学生にパンツ見られるくらい、どうってことねぇよ! そりゃあまぁ、覗き見てくるっていうんなら話は別だがよ。事故みたいなもんだろ? 構わねぇよ、フォルセティ。気にすんな!」
「します! ですので僕が先導します! えー、こほん。今僕たちが居るのは古代ベルカ区画で、その中でも後期・・・諸王時代辺りで、ベルカが滅亡する直前までにミッドチルダに運び込まれた書物の一部が納められてます。残りは聖王教会本部の図書館ですね」
あっけらかんとしてる番長の話にフォルセティは益々顔を赤くしたけど、すぐに気持ちを切り替えてガイドし始めた。周囲の棚に納められてる何千冊っていう書物のタイトルはみんな、古代ベルカ語で書かれてる。
「あ、今回の目的、エレミアの手記があるとされる書庫の入り口が見えてきました!」
フォルセティの指差す方には、高さ10m以上もある巨大な、細かな装飾が彫られた両開き扉がある。ベルカ諸王時代のとある王族が保有していた書庫をそのまま、この無限書庫へと納めたっていうとてもダイナミックな話だったりする。
「ユーノ・スクライア統合司書たちが行った一次調査では、特に危険物などは確認されなかったそうです」
「まぁ在ったら立ち入り許可なんて出ぇへんけどな」
「そんな書庫ですけど、ご覧の通り中は迷宮型となっています」
書庫へ通ずる重厚な扉は開閉魔法で起動する仕組み。わくわくが止まらずにわたしがフォルセティより先に開扉を行った。フォルセティより下に居るからスカートの中を見られる心配はなし。
「中は広大かつ迷宮ということもあり、さらに昨夜の事前調査でエレミアの手記があるかもしれない棚は、10箇所ほど候補があります」
「そういうわけで、手分けして探しに行こうって考えました!」
纏まって10箇所を探すより、分散して探した方が効率がいい。一応、今日と明日の2日間の探索期間は設けられてるけど、出来ることなら早めにフライハイト邸に帰った方がいいってフォルセティ達が提案してくれた。
「チーム分けの基準は、古代ベルカ語を読めて、検索魔法も使える人が各班に1人は居るって感じで」
古代ベルカ語を割と正確に読めるのは、わたし、フォルセティ、アインハルトさん、イクス、ルールー、ヴィクターさん、ジークさん、エルスさんの8人。古代
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