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うちはオビト逆行物語 改 〜逆行?何それ美味しいの?〜
幼少編
うちはオビト逆行物語『分岐の前に』
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われたんだもんな。みんなで仲良くなる方法を。そう考えて動き回って、死んでいってしまったこいつに、情など感じなくなった自分でも何かしてやりたいと思う事は不自然じゃないはずだ。
「お前がそう言ってくれるだけで元気が出たぜ!ありがとな、シスイ!」
「…ほんと?ほんとに?」
心配そうな顔をしながらも、どこか嬉しそうな声色のこいつに、もちろん!といい抱き締めてやると、えへへ。と嬉しそうに笑った。
子供の体温というものは炎とはまた違った、どの熱とも違った、暖かい感覚を感じる。すごく暖かいはずなのだが、やけに脆さを感じて、抱き締める腕に力がこもる。
…今回は絶対に幸せにしてやるからな。
その為にも自分が出来ることを。そう思った俺の決意はもう決まっていた。
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