第七千五百六十二話 妖怪なんてめじゃない
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第七千五百六十二話 妖怪なんてめじゃない
現代の怨霊に祟られている存在といえば。
「おい、今年も健在だぞ」
「しっかり準備体操しているぞ」
イギリスとフランスは甲子園球場の一塁側を観て大阪に言いました、他の連合国の面々も一緒にいます。
「マモノとケンタッキーのおっさん元気だぞ」
「怨念も健在だぞ」
「あの怨霊達何とかなりません?」
大阪は泣きそうなお顔になっています、そのうえでの言葉です。
「去年は悪夢でしたわ」
「結界張るしかないあるか?」
中国はこう考えました。
「丁度平安京というモデルがあるあるよ」
「とびきり強いエクソシストはどうだい?」
アメリカも提案します。
「どうにかなるかも知れないぞ」
「僕達五ヶ国でも駄目だったしね」
ロシアはその時のことが忘れられません。
「ここまで強力な怨霊達は中々取り祓えないよ」
「何でこんなん阪神に憑いてるんでっしゃろ」
大阪は今も泣きそうになっています。
どうも今年も阪神には怨霊達が憑いているみたいです、その恐ろしさたるや去年のことからもわかっています。
第七千五百六十二話 完
2019・2・3
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