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ドリトル先生と日本の鉄道
第九幕その二
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ツ軍の人形が沢山置かれています。先生はそれを見て唸りました。
「ここまで完成しているとは」
「思いませんでしたか」
「はい、しかも見事に出来ていますね」
 連絡をしてくれた宮田さんにもこう答えました。
「鉄道もディオラマも」
「はい、新垣君と和田君が頑張ってくれて」
「それでなんですか」
「毎日講義がない時は朝早くから夜遅くまでです」
「頑張ってくれたんですか」
「鉄道博物館のスタッフも」
 二人だけでなくというのです。
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