運命的だね士郎くん!
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凛とした、見慣れた美貌。ダークスーツに身を包んだ、少年といっても通じる気品。
白い女のマスター。イリヤスフィールに似通ったひと。
「はは」
思わず笑った。
「マジか」
ついぞ見ることのなかった、彼女の警戒心。
敵を見る目。
「おい。いきなりペース乱れてるぜ」
「――ばか言うな。問題ない。寧ろ興奮してるね。敵のアルトリア、倒して組み伏せるのも楽しそうだ」
まあ、冗談だが。いずれは来る時で、それがまさか今だとは思っていなかっただけ。
俺の軽口に、クー・フーリンも応じた。
「そういやあの時もこの面子だったな。いや、あの女は居なかったが」
「だな。組み合わせはあべこべだが――」
セイバーのサーヴァント。
切嗣が背後に控えた、騎士王。
アルトリア・ペンドラゴンは。ここで。
「ちゃちゃっと片付けて帰ろうぜ。一番やり易い奴と会えて良かった」
――倒れて貰う。
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