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転生したら妖狐だった件
どうやら私は転生したらしい。
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んだよこの声は…
さっきから能力だのなんだのと…

身体が冷えていくのを感じる。
やがて視界が暗転する。

暗い…怖い…

(確認しました。固有能力:狐眼(ルクスアイ)を獲得しました。)
私の意識はここで途絶えた。









暖かい日差しを感じて目を開ける。

「…え?」

私はさっきトラックに轢かれて…
あれ?

私は目の前に広がる森を見て首を傾げる。
念の為に自分の身体を確かめてみる。

美しい毛並みの狐みたいな尻尾、すらりと長い足、さっきまでと違う胸の重み…

私はまさかと思って自分の頭を撫で回してみた。

あれ?耳の様なものがある…

私はそんな訳はないと思いながらも思わず口に出す。

「もしかしてだけど異世界転生しちゃった系?」

私は頬を思いっきりつねってみる。
少し痛かったがすぐに痛みは無くなった。

(能力が定着しました。これより全ての能力が使用可能となりました。)

「この声は!死ぬ前に聞いた謎の声の人!」

(それは多分世界の声ですね。私は貴方の固有能力:大罪の調べにより生成されたこの世界に貴方が慣れるまでの間のアシスタントです。そして、貴方は死んでこの世界に転生しました。)

ふむ?
アシスタント…?
私はゲームの世界にでも迷い込んだのか?

(否、それは違います。ここは数多の異世界のうちの1つです。そして、通常は私の様な存在は有り得ません。私は貴方の大罪の調べの能力の一つである、怠惰なる知恵(アスモデウスメモリアル)によって生成されました。怠惰なる知恵は怠惰に関連するありとあらゆる事象を引き起こす事が可能です。)

なるほどね。
それなら合点が行くって訳ね。

(ご理解頂けてありがとうございます。)

いやいや、君も教えてくれてありがとね。

(ついでなので貴方の身体能力と所持能力を確認しますか?)

そうね。
今の自分がどこまで戦えるかも確認したいし、どんな状況かも知りたいからね。

(かしこまりました。では、こちらをご確認ください。)

アシスタントの人がそう言うと私の前に画面が現れる。

名前
種族:妖狐
耐性:睡眠耐性 耐寒耐性 痛覚無効
能力:種族能力(シュゾクスキル) (罪の支配者(キュウビ)) 固有能力(大罪の調べ 超直感眼 監視者 狐眼) 究極能力(火事場の願い 完全記憶) 能力(魔力操作)
身体能力:耐久値(防御力0で巨大隕石が直撃しても死なないくらいある。)
力(100kg程度の物を持ち上げて振り回すくらいの力)
防御力(10×10m、質量98kg程度の物が秒速500mで直撃しても全然平気)
魔力(
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