031話 日常編 悪魔襲撃(前編)
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達が必死に唱えていた魔法がついに発動して杖から炎があがった。
それによりこのか達は脱出することができて、各自動きを見せる。
このかは刹那が閉じ込められている水牢に杖を掲げる。
夕映とのどかは魔法の瓶を拾った。
古菲は千鶴の方の水牢を拳で割る。
朝倉はアスナのところまで行きペンダントを引き千切った。
そしてスライムどもは夕映とのどかの唱えた詠唱で瓶に封印された。
「今だ!! ネギ君!!」
朝倉の声でネギ達は笑みを浮かべる。
「へへへっ…もういくしかないね!! とっておきのやつがある! 小太郎君、前衛を頼める!?」
「へっ! ナメンなや! お前こそ大丈夫かいな!?」
「大丈夫! いくよ!」
そしてネギ達はヘルマンに挑んでいく。
小太郎がネギの魔法の準備の時間を作るように何度も影分身をしてヘルマンを撹乱する。
だが全部吹き飛ばされてしまった。
そしてヘルマンは口から石化の光線を放とうとするがその前に本体の小太郎が下に回りこんでいて思いっきり殴り飛ばす。
そこにネギがトドメを刺すためにエヴァに教えてもらった方法を挑む。
―――魔法の射手・雷の一矢!! ?打頂肘!!
それによってヘルマンの体は痺れ、
「ラス・テル・マ・スキル・マギステル!! 来たれ虚空の雷、薙ぎ払え!!ああああああああああああああああっ!!!」
「ぬううっ!!」
「『雷の斧』!!」
ついに振り下ろされた魔法はヘルマンに直撃し、戦いは終結した。
◆◇―――――――――◇◆
「…ふん。乗り切ったようだな」
「内心ハラハラ半ばオロオロだったようですが…無事でよかったですねマスター」
「茶々丸、お前な…いいかげんその方向のツッコミはよせ。………まぁぼーやのシホの戦いの時より多大なほどの潜在力を見れたのはよかったよ。ヘルマンとやらには礼を言わねばな。
………さて、シホ。後はお前の仕事だ。倒せよ?」
「わかっているわ…」
眼下ではヘルマンが還ろうとしていた。
消える前にヘルマンはこのかに指をさし、
「コノエコノカ嬢…おそらく極東最強の魔力をもち…修練次第では世界屈指の治癒術師ともなれるだろう。
成長した彼女の力を持ってすればあるいは…今も治癒のあてのないまま静かに眠っている村人達を治す事も可能かも知れぬな」
「…!」
「まぁ何年先になるかはわからんがね。ふふ、礼を言っておこうネギ君。いずれまた成長した君を見る日を楽しみとするとしよう。私を失望させてくれるなよ少年!」
「ヘルマンさん!」
「―――最後だが私の次に来る彼はまだ君には敵わない相手だ。気をつけたまえ…」
「えっ…」
そしてヘルマンはその姿を消した。
「次に来る
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