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吸血鬼になったエミヤ
031話 日常編 悪魔襲撃(前編)
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にネギは「そんな場合じゃないでしょー!」と言っていた。
それから事情を把握してアスナや刹那が捕まってしまった事に驚く小太郎。
そこで切り札に使えと小太郎からある瓶を渡されるネギ。
小太郎は千鶴達を巻き込んでしまった事を責任感を感じてしまっていて助けたいという気持ちになっていた。
そして共同戦線するネギと小太郎。
ステージへと向かっていった。




◆◇―――――――――◇◆




一方、シホはタマモ、エヴァ、茶々丸、楓と共に世界樹の木の上でステージを見ていた。

「一応言っておくがシホ、今回はぼーやの修行の成果を見るために手は出すなよ?」
「ええ…でも、この嫌な予感は拭いきれない。だからその時が来たら私は飛び出すから」
「いいだろう。おそらくだがお前にとっても今回は試練になるやもしれないからな」
「シホ様、安心してください。私はどこまでもついていきます」
「ありがとう」
「なにやら拙者は置いてけぼりにされているでござるなー」
「安心しろ、長瀬楓。貴様もいずれ分かる」
「そうでござるか。ではそれを待つとするでござる」

そしてステージ場では水牢に閉じ込められているこのか達がスライムの三体に「出して」と言っているが、

《私達特製の水牢からは出られませんよ。私あめ子》
《水中なのに呼吸ができる辺りが特別製………。ぷりん》
《すらむぃ。溶かして喰われないだけありがたいと思いナ。一般人が興味半分で足突っ込むからこーゆーことになるんダゼ》

それで夕映達は顔を俯かせていた。

「…そう。興味本位だけで魔法の世界に足を突っ込むのだけはいけない」
「シホ殿…?」
「楓ももし魔法の世界に介入するなら現実を知ってからのほうがいいわ」
「現実でござるかー」
「うん、現実世界と魔法世界はどちらも変わらないのよ…私はそれを直に味あわされた…」
「そうでござるか…」

二人がそんな会話をしていると遠くからネギ達がやってくるのが見えた。
牽制で『戒めの風矢』を放つがそれはなにかの力によって弾かれた。
シホの千里眼はそれを何かという事を捉えていた。

「やっぱりあのアスナにつけられているペンダントか。もう、だから利用されたら厄介だって言うのに…」
「シホ、お前はなにか知っていそうだな」
「今は内緒よ。口止めもされているし」
「ふむ、まぁいいだろう…いずれ知らされることだろうしな」

そしてステージ場ではネギ・小太郎とスライム達の戦いが始まる。
戦闘が始まりネギは日頃の身体強化の魔法と中国拳法の力も含めて力量が上がっている事がわかる。
ヘルマンに無詠唱で光の射手を打ち、消されるがそれでも回り込み封印の瓶をかかげて魔法を唱えるが、それはアスナの苦しみの声と共にかき消された。
そして今
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