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吸血鬼になったエミヤ
031話 日常編 悪魔襲撃(前編)
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わるまで手出しはなしで頼むぞ」
「わかっていますよ。私の目的は愛しの吸血姫だけですから」
「…何体人形を用意してきたのかね?」
「さて、私にも把握は出来ていないね…しかしどれだけ数がいようと私の渇きを潤すものではない。やはり…」
「それ以上は聞きたくないね。私はあなたのような特殊な嗜好は持ち合わせていないのだよ」
「つれませんねぇ…まぁいいでしょう」
「…では作戦を開始するとするか」

その言葉どおり、まず標的にされたのは今現在大浴場に入っているのどか、夕映、古菲、朝倉の四名だった。
四人は男の従者である三名の人外に取り込まれて意識をすぐに奪われてしまった。
次の標的は刹那。このかに化けて油断させられ隙をつかれ誘拐されてしまった。
最後にアスナとこのか。二人はネギが部屋から出て行った後、同じ手口で誘拐されてしまった。

そして男は小太郎がいる部屋に委員長を気絶させ入っていった。

「やぁ狼男の少年。元気だったかね?」
「お、お前は!?」

それを切欠に小太郎は吹き飛ばされる。
男は「瓶」を渡せと小太郎に言い迫る。
だがそこで、千鶴が男に部屋に土足で上がるのは紳士失格だという事を冷静に告げていた。

「これは失礼。日本はそうだったね。いや失敬クロゼットは弁償するよ」

そして男は自分から名乗りを上げる。名はヴィルヘルム・ヨーゼフ・フォン・ヘルマンという伯爵らしい。
それから千鶴と少し会話をした後、また小太郎と戦闘になりあきらかに小太郎が劣勢になるが影分身で意標をつき最後は狗神でケリをつけようとしたが発動しない。
それで手を掴まれ腹に重い拳を入れられ倒れふしている小太郎に向けてヘルマンは口からなにかを出そうとしたが、そこで間髪いれずに千鶴がヘルマンの口を叩いた。

「どんな事情かは知りませんが子供に対してすることではありませんわ」

千鶴は気丈にそう答えるがヘルマンは「気に入った」といい千鶴を気絶させた。
そこにネギが駆けつけてきた。

「やぁ早かったね、ネギ・スプリングフィールド君」
「!? な…那波さん!?」
「て、てめぇは!?」

ネギはヘルマンに抱かれている千鶴を離す様に言ったが、返答は君の仲間と思われる七人はすでに預かっているという。

「学園中央の巨木の下にあるステージで待っている。仲間の身を案じるなら助けを請うのも控えるのが懸命だね…」
「あっ待て…!」

逃げられてネギは悔しそうにしているが事態を確認しようと夏美に話しかけるがなにかはわからないという。
そこでカモがあることに気づく。
気絶している小太郎がいたのだ。
ネギは何度も起こして小太郎が起きたときには一気に記憶を取り戻したのだが、咄嗟に思い出したのはネギとの決闘で「決着つけようや!」と言った。
それ
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