023話 修学旅行異変《七》 激戦
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て今や誰も召喚できひんゆー巨躯の大鬼が眠っとる。
18年だか前に封印が解けて大暴れしたらしいんやけど、今の長とサウザンドマスターが封じたんやと。でもそれも……お嬢様の力があれば制御可能や」
愉悦の笑みを浮かべながらこのかに近づき、
「この償還に成功すれば応援部隊もものの数やあらへん」
「んんっ…」
「ご無礼をお許しください、お嬢様。何も危険はないし痛いこともありまへんから…」
逆に気持ちええんちゃうかな?と付けたし、
「…ほな始めますえ」
そして千草は呪文を唱え始めると同時にこのかを中心に光の柱があがる。
◆◇―――――――――◇◆
シホの是、射殺す百頭による轟音がとどろいてくる中、ネギ達は先へと進む。
「さすがシホさん達ですね。ここまで轟音が…」
「ああ。それより兄貴、感じるかこの魔力!! ヤツら何かおっ始める気だぜ!? 急げ!!」
「わかってる、『加速』!!」
ネギはさらに加速をして刹那を落とさないように突き進む。
それをアスナをお姫様抱っこをして進む詠春も感じ取り、
「私たちも急ぎましょう」
「は、はい!」
走る勢いを早める。
◆◇―――――――――◇◆
ネギは空からこのか達がいる場所が見えた。
だがその時、刹那が背後を見て気づいた。
「ネギ先生! 避けてください!」
「えっ!? あ、あれは狗神!? くっ! 風盾…!!」
障壁を展開したが間に合わずネギ達は撃ち落されてしまう。
「わああっ!? くっ…杖よ…風よ!」
ネギはなんとか地面に着地した。
見れば刹那も地面に無事着地している。
「刹那さん、大丈夫ですか!?」
「は、はい!」
お互いに無事を確かめるがそこにかけられる第三者の声。
「よおネギ」
「「!?」」
「へへっ、嬉しいぜ。まさか…こんなに早く再戦の機会が巡ってくるたぁな…。ここは通行止めや!! ネギ!!」
そこには犬上小太郎が立って通せんぼしていた。
「こ、コタロー…君!!?」
(こ、こいつはマズイ! 刹那の姉さん、ここは…)
「(はい)ネギ先生、行ってください。彼は私が食い止めておきます!」
「センパ〜イ。センパイの相手はウチがしますよー」
「つ、月詠まで!」
(おおい! シホの姉さんの言うとおりになっちまった! こりゃマズイぜ!)
「いくでネギ!」
「さ、やり合いましょうか刹那センパイ♪」
◆◇―――――――――◇◆
ネギたちと平行して進んでいた詠春達はネギ達の異変に足を止めた。
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