021話 修学旅行異変《五》 二箇所の戦闘風景
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在敵に狙われていることなんて…)」
そして後ろから追ってきている早乙女ハルナと綾瀬夕映がなにかに気づいたのか、
「あれ? ここってシネマ村じゃん。桜咲さんここに来たかったの?」
「えっ…(そうか。よしここなら)すいません! 早乙女さん、綾瀬さん、私このか…さんと二人きりになりたいのでここで別れましょう!」
「え!?」
「お嬢様、失礼!」
刹那はこのかを抱えて跳躍をかましシネマ村へと入っていった。
残された二人は色々と二人の仲はどうなっているのか考えていたり。
…少し場所は離れ、ちびせつなのお札をつかって自身もちびねぎとなってネギ(カモも背中に乗っている)は向かっている途中、
「驚きました。シホさんも式神を使えたんですね」
「だよな」
ネギは同じくちびしほとなったシホに話しかけた。
「ええ。これでも神鳴流を学んだだけありますから。昔は重宝しました」
「昔、ですか?」
「いえ、気にしないでください。それより急ぎましょう」
「はい!」
「おうよ!」
そして二人と一匹がシネマ村に到着するとなにやら三班のいいんちょ達と刹那達は着物やらを着て仮装をし一緒にシネマ村の道を歩いているところだった。
(なにがあった?)
シホはその思いに駆られていた。
とりあえず合流しなければとネギ達と一緒に刹那に近寄った。
(刹那さん、刹那さん!)
(え? あ、ネギ先生! それにカモさんにシホさん! どうやってここに…)
(刹那の気を追ってきたのよ)
(それよりなにがあったんだ姉さん?)
(そ、それが…)
と、そこに「ふふふ」という声とともに月詠があらわれた。
(あいつは確かこの前に倒した奴ね。刹那、私は少し離れた場所で実体化しているから後を頼むわ)
(わかりました)
「ぎょーさん連れてきてくれはっておおきにー、刹那センパイ。でももう一人の方がいないんは寂しいですねー」
「ふん、貴様などシホさんの手を煩わせることもなく倒してやる。そしてこのかお穣様は必ずお守りする!」
高らかに言い切った刹那であったが、周りのいいんちょ達や観衆は感動しているのかどうにも勘違い者が続出している。
そして勘違いはエスカレートしいいんちょ達も戦闘に参加すると言い出した始末で。
「ツクヨミといったか? この人たちは…」
「心得ておりますー。ほかの皆さんには私の可愛いペットがお相手いたしますねぇ〜?ひゃっきやこぉー♪」
呪符を撒き散らしたと同時に現れるたくさんのかわいいとも怖いともつかない妖怪の群れ。
それにいいんちょ達は防戦していた。
そしてネギは刹那にニンジャ姿の等身大にしてもらいこのかを連れてお城の方まで逃げていった。
すべてが済み刹那は月詠と殺陣を始めた。
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