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吸血鬼になったエミヤ
019話 修学旅行異変《参》 一時の癒しと魔法バレ
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達は話を聞いてみた。

「ネギ先生はどうしたの? なにやら思いつめていたようだけど」
「あー…それはね」
「はい。それが宮崎さんにネギ先生は告白をされまして、それで混乱してしまっているようです」
「えっ? 告白!?」
「いいですねぇ、学生の恋。タマモも憧れます」
「いやタマモ、そうじゃなくてね…」

少しずれた会話がされている中でネギはというと、

「ふぅ…」

なにやらため息をつきながら外に出る道を歩いていた。
カモがしっかりするよう言葉を送っているが効果は今ひとつ。
それでどうしたものかというときに道にネコが飛び出し車に轢かれそうになってしまっていた。
ネギは悩んでいた素振りも見せずに飛び出して、

風花風障壁(フランス・バリエース・アエリアーリス)!!」

車を弾き飛ばしてネコを救った。
だがその光景を見ていた人が一人。

(き、来たぞー! 超特大スクープ〜〜〜!!)

目撃した少女。朝倉和美はその光景に目を輝かせていた。
その後、ネギが入浴中に朝倉は源しずなに化けネギに魔法のことについて詰め寄った。
だがすぐに変装はばれてしまい強硬手段にとる。
携帯のボタン一つで世界にネギのことがばれてしまうという事実にネギはついに混乱の境地とも言わんばかりに魔法を暴走させてしまった。




◆◇―――――――――◇◆




ネギ先生がどこにいったのかと考えているとどこからともなく叫び声が聞こえてきた。

「―――うわああぁあぁ〜〜〜〜ん! だめです〜〜〜〜っ、僕、先生やりたいのにーーーーーーーー!!」

まるで遠雷のように響いてくる泣き声。
なにごとなのかと刹那たちと急いでお風呂の方に走る。
到着してみるとそこには裸のネギ先生となぜか朝倉がいた。

「ネギ君!?」
「朝倉さん!?」
「あっ、いやっ、これはっ!」

他に騒動をかけつけたものたちによって朝倉は成敗されていた。
なにかあったか知らないけどやりすぎはよくないと思うよ。
そして始まるネギ先生になにがあったのかの質問で、

「ええーーーーっ!? ま、魔法がばれた!? しかもあの朝倉にーーー!?」
「は、はい…ぐし…」
「アスナ、声がでかい」
「あ、ごめん。でもさ…」

アスナが必死にどうしてとか問いただしているが回答はあやふやでどうにもできない。
それであきらめムードになりネギ先生は「一緒に弁護してくださいよ!」と必死になっていたが、その時に背後から朝倉の声が聞こえてきた。

「おーい、ネギ先生」
「兄貴、ここにいたか」

なにやら仲良さげに朝倉とカモミールがやってきた。
それにネギはびくつき後ろに下がり気味でアスナも、

「ちょっと朝倉。あんまり子供をいじめるもんじ
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