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吸血鬼になったエミヤ
019話 修学旅行異変《参》 一時の癒しと魔法バレ
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那。
それを見てどういった仲かを想像して楽しむ一同。

「こうしていると、平和ねぇ…」
「はい、そうですねシホ様」

こうして恙無く食事の時間は過ぎていった。
そして始まるネギと一緒に回りたい争奪戦。
ネギもこれからどうしたいか考えたいと言うときに始まるのはもうお約束。
それを眺めるシホ達。

「あー、もうやっぱりこうなったわね」
「はい。できればバラバラになるのは避けたいところですが…」
「それじゃ私とタマモはそれぞれの班を護衛しているから」
「お願いします」
「こういう時にサポートできる人は助かるわね」
「では一応ですが全部の班に式を放っておきます。なにかあればすぐにわかりますから」
「タマモも琳以外の他の子達に指示をよろしくね」
「はいです♪」

こうして騒いでいる間にテキパキとこれからについて決まっていった。
その会話の中でアスナはなにを話しているのか分からなかったらしいが、とりあえず良いことなのだと自己完結していた。

「ま、昨日アレだけやっておいたんだから今日はそうそう仕掛けてこないと思うけどなにかあったらよろしくね」
「はい」
「任せて!」

そしてシホ達は班別行動で分かれた。
ちなみにネギ争奪戦はというと、まき絵と委員長が言い合っていたが勇気のこもった宮崎のどかの一言。

「あ…あのネギ先生! よ、よろしければ今日の自由行動…私たちと一緒に回りませんかーーー!?」

それにネギはみんなで守れると言う打算も含めて考えて、

「わ、わかりました宮崎さん! 今日は宮崎さんの5班と回ることにします」

それを了承。
結果、5班行きとなった。




◆◇―――――――――◇◆




私は今裕奈たち4班と一緒になって奈良をぶらりとしている。
これといって重要な用事はないので楽しまなければ損というもので奈良公園の道を歩きながらも私も会話を楽しんでいた。

「でもネギ君誘えなくて残念だったなー」
「うんうん。後もう少しだったんだけどねー」
「…でも、宮崎さんは勇気だしたね」
「そやねぇ」

四人はネギの会話になるとテンションが上がっていった。
特に宮崎さんの勇気にはそうとう驚かされたらしい。私もだが。

「ふふっ…恋をすると誰しも強くなるものさ」
「いうね、龍宮」
「そういうエミヤはそういった話はないのか?」
「生憎となしだね。私はそういうのには疎いらしくて…」
「ほう…」
「何々!? 恋バナ!? 混ぜろー!」
「違う!」

裕奈が目ざとく乗ってきたので即で否定した。
だがノリがいいのかどうなのかはわからないが標的を以前にふられたという亜子に集中しててんやわんやしてしまった。
そのときの恨めしそうな表情は見なかったことに
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