暁 〜小説投稿サイト〜
ヘタリア学園
第七千五百五十三話  真打ち扱い

[8]前話 [2]次話
第七千五百五十三話  真打ち扱い
 フランスはイギリスに声をかけました。
「最後で一番の注目株としてだよ」
「俺なんだな」
「そうだよ、出番だぞ」
 その時が来たとです、フランスはイギリスに答えました。
「じゃあいいな」
「ああ、もう用意しているからな」
「まずかったら一口で終わりだからな」
 こう言う辺りフランスならではでしょうか。
「お兄さんまずいのはアウトだからな」
「本当にお前口が悪いな」
「じゃあ美味いもの出してみろよ」
 そもそもというのです。
「ザリガニとかニシン丸ごとパイに入れるとかないだろ」
「あれはレーションじゃねえだろ」
「料理のセンス全体について言ってるんだよ」
「まあそれ位にしまして」
 日本が言い合う二国の間に入りました。
「皆さん食べてみましょう」
「ああ、じゃあな」
「これから食おうな
 言い合いは終わってでした、各国は遂にイギリスのレーションを食べることになりました。果たしてどんな味でしょうか。


第七千五百五十三話   完


                  2019・12・30

[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ