52部分:第五話 エスカレートその八
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月と霜月も追い打ちをかけてきた。
「食べたらいいじゃない」
「それとも食欲がないっていうのかしら」
「それはよくないわね」
如月は霜月の言葉に続いてだ。また醜悪な笑みを浮かべた。
そのうえでだ。こんなことを言うのだった。
「それじゃあ食べさせてあげましょうよ」
「食べさせるの?」
「さっきのゴミみたいに」
「そうよ。食べさせてあげましょうよ」
腹を蹴られ今も長月に蹴られ踏まれている痛みで泣き崩れている神無を見下ろしてだ。残忍に笑っていた。そのうえでの言葉だった。
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