第七千五百五十話 白米一辺倒に
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第七千五百五十話 白米一辺倒に
戊辰戦争が終わって日本は統一された軍隊を持つことになりました、この軍隊は人を厳しく選ぶ徴兵制でしたが。
「食事は白米だ」
「そちらに統一しますか」
「そうだ、誰もが白米を三食腹一杯食える」
日本の上司の人は日本に言いました。
「そうした風にする」
「農村の人は白米はあまり、ですからね」
「地域によるがな」
関西辺りは豊かなので朝から茶粥だったりしました。
「そこでだ」
「白米をふんだんに食べられる」
「武士になれてな」
軍人イコール武士という感覚でした。
「それを軍隊の売りにするぞ」
「そうですか、では」
「白米をどんどん食ってもらおう」
「美味しい白米をですね」
「軍隊に入れば食える様にするのだ」
まさにというのです。
「それでいいな」
「わかりました」
かくして日本軍は戦場でも白米ということになりました、江川さんのパンは海軍士官のみとなりました。
第七千五百五十話 完
2019・1・28
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