第三節、不破不敗
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
息吹に呑み込まれた。
戦闘王の打倒。士郎は一息吐きながら、悩ましげに呟いた。
「――令呪全部使ってしまったんだが。ネロ、どうするんだ」
「う、うむ。しかしこれが最善だと余は思ったのだが……駄目だったか?」
「いや……一画は補充されるし……俺もこれが最善の結果だったと思う」
士郎が思うのは、一つ。
――やられた。
令呪を使い切らされた。消耗させられたのだ。まんまと一杯食わされた事実に、先の戦いがより厳しくなったことを悟らざるを得なかった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ