侯爵たちの焦りと始まりの顔
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
ら、もう少し待てと?)
カルディア侯爵は、髪色や目の色が変わったことにも驚いたが、それより待つ意味がわからなかったのだろう。
私は、三重人格ではない。3人の自分がいるのだ。茂みで楽しんでたのはルーシェ。今の私はルーティア。まだ出てきていないのがコーテリア。私は、そう呼ぶようにしている。
[また皆が驚き、恐れおののく姿も一興でしょう?]
ニヤッと口角が上がるルーティア。私が、今のままここにいると侯爵たちは知らない。ましてや姫を捕まえて無礼なことをしていると知ったらどう驚き謝るのだろうか。それを私は、見てみたいと言った。
(そうですか…。随分といい趣味をお持ちのようで。)
カルディア侯爵は、はじめ驚いた顔をしたがにこりと笑った。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ