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モンスターガールズ
第五章

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「ではでおじゃるな」
「まずは服を着てもらって」
「それからでおじゃるな」
 少女達と会話をする、こう決めてだった。
 二人は実際に少女達に服を着てもらった、服は村の服屋で中原達が買って提供した。勿論下着まで買って渡した。
 それからだ、少女達と村の神社の境内で話を聞くと。
「私達確かに魔物でした」
「その時の記憶はあります」
「けれど私達お腹が一杯ならです」
「それでいいです」
「人を襲うことはしません」
「そんなこと興味ないです」
 こう中原達に言うのだった。
「人として暮らせるならです」
「もうそれでいいですし」
「ただ。魔物に戻るなら」
「それがどうかって思ってます」
「そうでんな、それがですわ」
 中原も少女達の話を聞いて彼女達に言うのだった。
「問題ですわ、今は人の姿ですけど」
「それがでおじゃるな」 
 夏目は横から中原に言った。
「やっぱりでおじゃるな」
「問題ですさかい」
「どうするかでおじゃるな」
「ゴムは何時でも外せます」
 このことをだ、中原は話した。
「それこそすぐに」
「それでその放射能みたいので、おじゃるな」
「魔物を女の子に変えられます」
「それで、でおじゃるな」
「多分女の子達が魔物に戻っても」
 若しそうなってもというのだ。
「また戻せます」
「この場合は魔物を女の子にでおじゃるな」
「元々は魔物にしてもです」
 それでもというのだ。
「それが可能ですわ、なら」
「知恵が出たでおじゃるな」
「はい」
 まさにとだ、中原は夏目に答えた。
「丁度この娘達は親兄弟いませんから」
「人としてはそうでおじゃるな」
「ほな孤児院に入ってもらって」
 そしてというのだ。
「そこに若しもの時に石も置いて」
「そのうえで、おじゃるな」
「魔物に戻っても大丈夫な様にして」
「そこで生きてもらうでおじゃるか」
「育ってもらって。それで魔物に戻らないで」
 若しそうならというのだ。
「人として生きられるなら」
「それならでおじゃるな」
「はい、結婚もしてもらって」
「家庭も持ってでおじゃるな」
「生きてもらいましょう」
「では、でおじゃるな」
「リーさんと太宰さんに連絡を取って」
 貝殻を出してだ、中原は夏目に話した。
「詳しいことをお話して」
「麿達の政府の大宰相と副宰相殿にでおじゃるな」
「そこから姫巫女さんにもお話しましょう」 
 綾乃、彼女にもというのだ。
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