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戦国異伝供書
第二十七話 幸村と茶その六
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では再びです」
「天下の隅から隅まで探してきます」
「その様に」
「頼むぞ。あとわしも茶を煎れられる様になった」
 幸村は十勇士達に笑ってこのことも話した。
「これより共に飲むか」
「おお、殿が煎れられた茶ですか」
「それを飲めるのですか」
「これからは」
「そうなのですか」
「利休殿に伝授してもらってな」
 そのうえでというのだ。
「煎れられる様になった、ではな」
「はい、では」
「これよりですな」
「我等もですな」
「茶を飲む」
「そうしますな」
「そうじゃ、それでは今からな」
 幸村は茶を煎れた、その時に菓子も出したがその菓子はぼた餅で十勇士達はそれぞれこんなことを言った。
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