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戦国異伝供書
第二十七話 幸村と茶その五
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「そのうえで、ですか」
「切られるやも知れませぬ」
「確かに。上杉殿ならば」
 幸村も謙信の気質は知っている、実に生真面目で卑怯未練そして悪辣なことを憎む気質を持っている。
「その様にされることも」
「間違いなくですな」
「そう思います」
「それがしも同じです、他にもあの御仁をどうかという方は多いです」
「命を狙うまでに」
「それがあの御仁のこれまでの行い故」
 天下によく知られるその悪行からというのだ。
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