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ゼロの使い魔 ーエルフの使い魔はインファントの守護神ー
序章 ファイナルウォーズ
1話 オペレーション・ファイナルウォーズ(前編)
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ジラという最後の希望がある以上、まだ負けた訳ではないがな」
《しかし、そもそもですね………ん?はい、もしもし………》
ゴードンに反論しようとする黒木だがそこへ電話が入る。
《あ、辻森さん………何ですって?ディメンション・タイドの復旧が完了?しかも、いつでも発射可能ですと!?》
『!』
「ディメンション・タイド?」
「ブラック・ホール兵器です。三年前に日本政府はその兵器を使ってゴジラを消滅させようとしました。しかし、ゴジラと戦ったメガギラスに破壊されてしまって………作戦は失敗に終わりました」
「
G
(
ゴジラ
)
消滅作戦か…………」
ディメンション・タイドがわからないゴードンに小室が説明する。
黒木に電話をかけたのは防衛省内にある『対G特殊部隊』の対ゴジラ戦闘部門『Gグラスパー』隊長である『辻森桐子』だった。彼女からの報告によるとかつて『メガギラス』の超高周波によって故障したディメンション・タイドが三年の時を経て修理が完了し、しかも、いつでも発射可能だという。
「これは嬉しい吉報だな。嘗てあんた等がやろうとした作戦がもう一度できるんだ。ゴジラ消滅っていう選択肢も増えたって訳だ」
《待て。そう結論を急ぐ訳には……………》
《いや、いいだろう。君の作戦に乗ろう》
《総理!?》
辻森から齎された吉報にゴードンは笑みを浮かべながらモニターに向けて言う。そんな彼に五十嵐が映るモニター内にいる防衛庁長官『土橋』が彼を止めようとするが五十嵐が遂に折れたようにゴードンの作戦に協力を決意した。そんな彼に土橋や機龍隊の面々はどよめいた。
《しかし、総理………!!》
《今後、どれほど多くの禍いが降りかかるか………そんなことはわからない。だが!今、わずかな希望に賭けて日本を…………いや、世界を救おうとする同胞達を見殺しにはできない。我々は…臆病者ではない!》
《総理…………》
《機龍を出動させる!!地球防衛軍、その作戦……我々も乗ろう!ここに日本政府が承認する!そしてこの戦いをゴジラとの………いや、怪獣との最終決戦とする!!》
「フッ…………」
五十嵐の号令にゴードンは笑みを浮かべる。さらに五十嵐は黒木に作戦への賛同を呼びかける。
《黒木君。君もそれでいいな?》
《わかりました。ゴードン大佐、自衛隊もその作戦に参加します。なら、最後はディメンション・タイドによる
G
(
ゴジラ
)
消滅作戦になりますね?》
「ああ、そうだ。これで決まりだな。なら、自衛隊はそのまま東京で暴れるガイガンを抑えといてくれ。機龍隊には自衛隊の援護を頼む。そして我々は………これからゴジラを迎えに行く」
「了解」
《了解しました》
《わかった。富樫君、聞いたな?すぐ準備
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