たんてい
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よりも力強い。
ギルド長を制し、声の主はロキを招き入れた。
万神殿。その玉座。いや、祭壇と言った方がいいかもしれないそこには、一人の老神が座っていた。
2メドルはあるだろう。
たくましい体に相反するような白い髪と髭。
オラリオの支配者、天空神ウラノス。
そして、もう一人。
気配だけ感じる。
まるで死者のように存在感の無いもう一人の誰かが見ている。
その気配を探っている合間に、ロキとウラノスの問答は終わった。
ロキが部屋を出る寸前。ウラノスの玉座の側に、黒いフードの誰かが立っているのが見えた気がした。
side out
ロキはベートを拾うと裏路地に入った。
「もう出て来てもええで」
ロキの影から、ベルが出てくる。
その手には、エザンディスが握られていた。
「バレてた?」
「気配がしとったからな」
「そっか…。ねぇ、ウラノスの側」
「気にするな。あのジジィの事や。探っても無駄やろ」
そしてすぐにロキは唇をつり上げた。
「で、ミィシャちゃんのパンツの色は何色やった?」
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