暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica30いざ往かん無限書庫〜Go Go !〜
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を出して」
手の平サイズの小さなモニターが展開されて・・・
――はーい♪ 気を付けて行ってらっしゃい。はやてちゃんとアインスさんの言う事をちゃんと聞いて、お友達のために頑張っておいで〜♪――
メッセージの最後にはなのはママとフェイトママの2ショット写真が貼られてた。
・―・―・―・―・―・
「こちら監視班。高町ヴィヴィオ、イクスヴェリア・フライハイト、八神フォルセティが、本局往きシャトルに搭乗したのを確認」
ロビーの一角にあるソファに座るスーツ姿の男が、携帯端末を使ってそう報告していた。彼は最後の大隊の一員だが戦闘員ではなく、標的の監視を行う裏方の一員だ。報告相手は『了解。護衛戦力はどうか?』大隊本部の通信司令室。
「八神リインフォース・アインスが搭乗済み。ルシリオン・セインテストと八神はやてはロビーに2人きりで会話中。騎士イリスと融合騎アイリは外へ出ました」
『こちら駐車場。騎士イリスと融合騎アイリを視認。自家用車に乗車するようです』
別の監視役からの報告も入った。大隊は、イリスら護衛が以前のヴィヴィオ達の外出時、ルシリオンみたく姿を消して付いて来ていないかを確認する必要があった。
「あ! ルシリオン・セインテストと八神はやてに動きあり・・・!」
ルシリオンとはやてが談笑しながらトイレへ向かっていく。その様子に監視役は「チッ。男女で連れションかよ。爆ぜろ」と不満げに吐き捨てた。彼女いない暦=年齢の彼にとって、男女が仲良く話しているだけで嫉妬の炎を燃え滾らせるには十分なのだ。そんな彼はトイレの出口を監視し続け・・・
「両名を確認! 八神はやては受付カウンターへ、ルシリオン・セインテストはエントランスへ向かいます!」
ルシリオンとはやては別れる前に一度だけハグ。そして笑顔で手を振り合いながら別れた。監視員にとって重要なのはルシリオンの動向だ。彼がヴィヴィオ達に付いて行っていないのを確認できれば、それで任務完了だ。ルシリオンが外へ出たことを報告し、さらに駐車場からの『ルシリオンが車に乗車したのを確認!』というもう1人の監視役からの報告によって、彼らの任務は無事に完了した。
『騎士イリスと騎士ルシリオンがミッドに残ったことが確認できた。監視班は撤退せよ』
「『了解』」
†††Sideヴィヴィオ†††
「では、それぞれ指定席に向かってくれ」
アインスさんの指示に従って、わたしはチケットに記載された席番号を確認しながら「えっと、わたしの席・・・」を探していると、「ヴィヴィオさん、こっちです!」ミウラさんが手招きしてくれた。
「じゃあ僕はこっちだね」
「ボクはフォルセティさんの左隣で、ヴィヴィオさんはフォルセティさんの右隣ですね」
そういうわけで
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