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ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第2章:リムルダール編
16:バイオハザード オブ リムルダール
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の気配に気付いたケーシーと出会い……
うん。更なる運動会さ。

何時(いつ)になったら寝れるのだろう?



こ、今度こそ……身を清めて寝よう。
その決意を胸に、病室の前を通り過ぎ水場へ向かう……と、「きゃぁ!!!」と病室からエルの悲鳴が聞こえてきた!

慌てて病室へ飛び込むと、そこには困惑するエルと狼狽えるジジイ(ゲンローワ)……そして如何見ても普通じゃ無い美女以外の病人三人。
顔色は完全に生を失っているのに、楽しそうに笑っていたり体中を掻き毟ったりしている。

「ど、如何した!?」
「リュカ様……か、患者様が……患者様がぁぁぁ」
エルに言われるまでも無く、野郎三人の様子がおかしいのは解ってる。何が如何なってるのかを知りたい。

「おいジジイ(ゲンローワ)……これは一体?」
「ううっ……ち、近付いてはならん。危険じゃから近付くでないぞ!」
何かを隠してるジジイ(ゲンローワ)は、そう言うとエルを守る様に正常じゃない三人から離れようとする。

「取り敢えずこっちへ……」
俺はエルと美女二人(回復中の患者“ミノリ”と“ヘイザン”)の方へと避難させた。
そしてキツめの視線でジジイ(ゲンローワ)を睨む。何が起きてるのか説明しろ!

「……エ、エル。そしてリュカよ……自分の身を守る事を最優先するんじゃ!」
「な、何を仰ってるのですゲンローワ様? エディ様、ケン様、イルマ様は如何されたのですか!?」
エディ・ケン・イルマって誰? まぁ多分、目の前の三人だと思うけど……名前あったんだ。

「かゆい、かゆかゆかゆ」
「むしがぁ、からだじゅうにむしがぁぁぁ」
「える、える、えるえるえる」

どれが誰だか判らないが、三者三様の発狂をしている。
そして突然、焦点の合わない目でこちらを定めると、呻きながら襲いかかってきた!?
うわっ、やばい……如何すんの?

「これが『自分の身を守る事を最優先』って事か!」
俺はジジイ(ゲンローワ)が言っていた事を理解すると、襲いかかってくる三人をドラゴンの杖で弾き飛ばす。
壁まで吹っ飛んだ三人……だがムックリと起き上がると、再度こちらへ向かってきた。

まるでゾンビだ……
並の人間だったら、先ほどの一撃で死んでいるだろう……
俺は思わずジジイ(ゲンローワ)に目を移す。

「あ、頭じゃ……頭を潰すのじゃ……」
頭って……本当にゾンビじゃん!
っていうか頭を潰したら中身が飛び出るでしょ……杖が汚れる!!

リュカSIDE END



(リムルダール)
ノリンSIDE

深夜だというのに、病室から大きな物音が聞こえた。
流石にリュカが女とハッスルしてる訳じゃないと思い、慌てて見に行く……
するとそこには、完全に正気を失って
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