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ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第2章:リムルダール編
16:バイオハザード オブ リムルダール
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(リムルダール)
ゲンローワSIDE

先ほどリュカが帰ってきて、色々と作り始めた。
煉瓦料理台やそれに伴う料理部屋。
新しい料理の数々……

順調にリムルダールの発展と、病人の快復へ貢献しており、何も問題は無いのじゃが……
何やら凄くご立腹な様子。
聞くべきではないのかもしれんが、興味本位で聞いてしまう。

「如何したリュカ? 随分とくたびれてる様子じゃが?」
「くたびれてるどころじゃねーよ!」
しまった……やはり聞くべきでは無かった。

振り返るや否や、勢いよく捌きかけのマグロを投げつけ、旅の扉の向こうで見舞われた出来事を怒号の様に語り出した。
まるで八つ当たりの如く……

「煉瓦地帯を見つけ遺跡を発見したら、そこにデカい“メーダー”が居やがった! あの野郎……卑怯にも目からレーザー光線を出してきやがって、俺に近付ける隙を与えない! デッカい目玉で触手ウヨウヨの気持ち悪い見た目のくせに、えらい手こずらせやがった! アホルビスが俺の魔法を奪わなければ、あんな目玉に苦戦しないのに!」
『…………………………』

「嘘吐くな貧乳女神! もうバレてんだよ、おまえが器の小さい女だって! 今更言い訳してんじゃねーよ、バーカ、バーカ、バーカ! 女版アホリン!!」
『…………………………』

何やら突然リュカがワシ以外の誰かと口論を始めた。
ワシには相手の声が聞こえないが、口論の内容から相手はルビス様ではと推測される。
何とまぁ……ビルダーが凄い存在だとは感じていたが、ルビス様と会話を、しかもお目にかかった事もあるみたいじゃ。

それにしても……
「リュカよ……『女版アホリン』ってのは言い過ぎじゃろ」
「うるせークソジジイ! おまえは死にかけの病人を治す事だけ考えてやがれ! 美女は俺が治すわ!」

そう怒鳴ると、出来上がったばかりの大量の料理を持ってリュカは病室へと向かっていった。
さて……リュカの言う様に、ワシは先が見えない病人の治療法を探るかのぅ……
と言っても……恐らくはウルスが関係して居るじゃろうが。

ゲンローワSIDE END



(リムルダール)
リュカSIDE

今日は忙しかった……

美女の為に、食糧を確保しつつ新しい調理法を実行しつつ更には農業を再開発展させる事も行わなければならない……だが美女の為ならば大丈夫。
俺の献身的な活動で、二人の美女は共に回復へと向かっている……他は知らん。

リムルダールに来てから殆ど寝てない俺は、流石に限界近い。
美女二人の体調が回復に向かいエルと喜び合ったのだが、そのままベッドへ誘うか迷ったほどだ。まぁ誘ったし、いい汗かいたけどね。

そんな訳で、一旦身を清めたい俺はエルの部屋から出て水場へ向かう。
その途中で俺
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