暁 〜小説投稿サイト〜
全ては図鑑の為に
第一章
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託があるからですね」
「そうでごわすが」
 それでもとだ、北原は言うのだった。
「まさか島のど真ん中に来るとは思わなかったでごわすな」
「この島は転移の術を使っても何処に来るかわからないのですね」
「島全体にい特殊な結界がかけられているでごわすからん」
 その為になのだ。
「転移の術も街に行こうとしてもでごわす」
「何処に行くかわからない」
「全く以て大変な場所でごわす」
「本当にそうですね」
 二人はこうした話をしつつだった、そのうえで。
 多くのモンスターや獣達を倒しつつだった、街に辿り着いた。その街に着いて神託を探していると。
 街を歩いている二人にゴブリンの老人、学者の身なりをした彼が来てそのうえでこう聞いてきたのだった。
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