22部分:第二話 部活からその十四
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れはね」
「絶対に気をつけないとね」
「そうだよな」
三人も彼女のその言葉にはすぐに頷いた。
「部長も弥生もそういうのに五月蝿いしね」
「さっきだってすぐに動いたし」
「あの二人は特にだよな」
「あと葉月もね」
如月は彼もだというのだった。
「注意しないとね」
「そうそう、何かと障害は多いわね」
「見つからない為には」
「けれどさ、注意してやればいいじゃん」
長月がこう言った。
「見つからないようにな」
「そうよ。絶対に見つからない」
如月もこれは強く言った。
「それに注意してね」
「やっていきましょう」
「今はね」
「ああ、それじゃあな」
またそれぞれの口で言う三人だった。
「今度もまたね」
「どんどん追い詰めてやろう」
「こうなったらね」
こう話をしてだ。今はそのトイレから出て何食わぬ顔で教室に戻った。四人は気付いていなかった。彼女達の行いがどうなってしまうのか。わかってもいなかった。
第二話 完
2010・6・27
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