第59話:久しぶりの人装
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ン、に、似合ってるわよ…っ!!」
「京さん、いっそのこと笑ってくれた方がマシです。」
顔を真っ赤にして必死に笑いを堪えている京。
それならいっそのこと大声で爆笑してもらった方がマシである。
「まあまあ、落ち着けよホークモン。ぶっちゃけ京の顔でお前の声は合わなすぎる。」
「うぐっ…」
「それでブラックは…」
「俺もか?」
「当然!!一番格好良くしてあげる!!この中で一番男前な人をモデルに…」
それを聞いた太一達は身嗜みを整え始めた。
因みに先代組も集まっており、誰が指名されるのかと唾を飲み込みながら…。
「モデルは当然、大輔!!」
「え?俺?」
「だああああああ!!?」
なっちゃんはブラックアグモンの人間の姿を大輔に指名し、それを聞いた太一はずっこけ、他の先代男性陣は落胆。
「髪の色は究極体と同じ色で〜」
「あ、なっちゃん。身長はお兄ちゃん達くらいの方が良いんじゃないかな?」
「それ良い考え!!後、服は…」
「別に適当で構わ…」
「「駄目っ!!!!!」」
「!?」
適当で構わないと言おうとしたブラックアグモンの言葉を遮って声を張り上げるなっちゃんとヒカリにブラックアグモンは目を見開く。
「成長(仮)した大輔君の姿を借りるんだから、もっともっと格好良くお洒落しなきゃ!!」
「そうだよ!!大輔の姿で適当な格好なんて絶対絶対許さないんだから!!」
「う、うむ…わ、分かった…分かったから落ち着いてくれ……」
ヒカリとなっちゃんの同時攻撃とあまりの迫力に冷や汗を流しながらタジタジのブラックアグモン。
「ブラックアグモンが押されてます…」
「凄いなあ…」
伊織とタケルは何処からか持ってきたファッション誌を読み漁っているヒカリとなっちゃんに引き攣った表情を浮かべていた。
「あ、ヒカリ!!このジャケットなんかどうかな!?」
「うーん、格好いいけど少し派手かな?この黒いコートとか…ブラックアグモン、大輔君と同じで黒とか似合いそうだし。」
「いいねそれ、でも…こっちの…」
盛り上がるヒカリとなっちゃん。
そして居心地悪そうに2人の間に座らされているブラックアグモン。
悔しさの余りに歯軋りする太一。
太一の隣で深い溜め息を吐くヤマト。
「まあ、ヒカリちゃんとなっちゃんからすれば大輔が一番男前に見えるのは仕方ないか、恋は盲目と言うし…。なあ、タケル。お前なら分かるだろ?」
自信たっぷりにタケルの肩に手を置くヤマトだが…。
「え?僕はブラックアグモンが人間の姿になるならお兄ちゃん達よりも大輔君がモデルなのが一番だと思うよ?」
「っ!!!!?」
弟か
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