第三章
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「倒してな」
「街に行きましょう」
「街にも行きかねないしな」
モンスター達がとだ、そして街を破壊することも危惧しているのだ。
「ここはな」
「全員倒しておきましょう」
「ではな」
二人は商人を護る状況で術を放った、それでいきなり多くのモンスター達を倒し。
馬を操りつつ敵を倒していった、神具を使いかつだった。
術も使う、そうして商人には指一本触れさせず草原に爆発や大炎、吹雪や毒霧を出しながらだった。武器も振るって戦い。
モンスター達を全て倒した、そうして遂にチョイバルサンに入ったのだが滝沢はここで商人に対して言った。
「賊やモンスターに教えていたな」
「宝のことをですね」
「知っててやっていたな」
こう彼に問うのだった。
「そうだな」
「はい、実は最近です」
「モンゴルで賊やモンスターが出ていたか」
「結構増えていて困っていまして」
「それでか」
「商人達の間で知恵を出していましたが」
それでもというのだ。
「お役所の方ともお話をして」
「モンゴルの方のか」
「それで腕の立つ冒険者の方に囮になって頂いて」
「やはりそうか」
「賊もモンスターも退治してもらおうとです」
「ウランバートルで触れ回っていたか」
「お二人がとてつもない貴重品を持っていることを」
まさにそのことをというのだ。
「言い回ってです」
「あえてだな」
「あの街はモンゴル一の都市です」
この世界においてもそうであるのだ。
「人が集まりますが」
「世の中悪人もいるしな」
「悪人に聞かせてです、モンスターも金を求めて秘かに集まっているので」
「モンスター達にも聞かせたか」
「そうしてです」
「この旅でか」
「モンスター退治をしてもらったのです、お役所もモンゴルは広いので」
大平原の国だ、しかも人口はかなり少ない。
「手が回り切れないので」
「囮を使ってか」
「そしてだ」
そのうえでというのだ。
「退治してもらった訳です」
「成程な」
「はい、今種明かしをします」
「今だから言えるな」
「そうです、目的地に着いたので」
それ故にとだ、商人は滝沢に話した。
「今こうして」
「そのこともわかった、だがな」
「このことはですか」
「よりいい考えがある、冒険者を囮にするならな」
それよりもとだ、滝沢は商人に話した。
「今は確かな冒険者のギルドも出来ている」
「太平洋の、ですか」
「モンゴル単位でなく太平洋の政府が管轄しているな」
滝沢は自分がその政府を動かしている星の者の一人であることは隠してそのうえで商人に対して言うのだった。
「だからな」
「そちらをですか」
「頼ればいい」
「賊やモンスターのことは」
「そうすれば必ず何とでもなる」
「囮になって
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